« 中国ドラマ「ミーユエ」を鑑賞 | トップページ | 短歌入選 »

一輪車に挑戦(126・最終回)

「一輪車に挑戦」のシリーズは今回をもって終了します。もはや上達が望めなくなったためです。練習意欲も低下して練習時間も少なくなりました。それで報告すべきこともなくなりました。しかし、一輪車に乗ることを止めたわけではありません。これからはゆったりと一輪車を楽しむことにします。

一輪車を始めたのは、2009年8月2日でした。2018年8月1日でちょうど9年が経過しました。9年間に、1,840日、2,171時間練習しました。

一輪車を始めたのは満67歳になる1ヵ月前でした。まったくの独習でしたが、1ヵ月半で中央公園の芝生広場を巡る600メートルのコースを1周することができました。最初の1年間に、8の字走行、スラローム、アイドリング、バック、ホッピングをほぼマスターしました。

日本一輪車協会は一輪車の技能をレベルの低い9級からベレルの高い1級にランクづけしています。1級の上にはエキスパート級があります。私は日本一輪車協会公認指導員の資格を持つ酒井照夫先生から次の技能認定を受けました。

2010年1月10日  Bランク6.5級
2010年6月5日  Aランク3.5級
2011年6月5日  Aランク2級
2012年4月29日  Aランク1.5級

1.5級というのは、1級にはなりきっていないが、1級の半分の技はできるという判定です。スター型の一輪車(背の高い一輪車)に乗れること、片足走行をマスターしたことが評価されました。

1級になるためには、スピン(直径1メートルの円を描く)、バックスラローム(バックでのジグザグ走行)、タイヤ乗り(ペダルから足を離し、タイヤを足で押しながらの走行)、縄跳び(一輪車でぴょんぴょん跳びながらの縄跳び)をマスターしなくてはなりません。相当に難しい課題ではありましたが、不可能ではないとの見とおしをもって、本当の1級になりたいと練習を重ねました。

160326_1816_001
タイヤ乗りの練習は、2013年6月に始めました。2016年3月に、「手すりから完全に離れて3メートル進むことができる」という第2段階を終了しました。早くタイヤ乗りをマスターしたいとの思いから、縄跳びの練習は保留して2年5ヵ月のあいだタイヤ乗りに力を入れましたが、第3段階を修了することができませんでした。この表は私が独自に作ったものです。

65歳を超えて一輪車に乗っていることが話題になり、新聞、ラジオが、テレビが私に注目しました。

2010年12月に「西日本新聞」が「きらり汗」欄で私の一輪車を取り上げました。2013年9月に「西日本新聞社」が夕刊の第1面で9段の記事を載せ、10月には筑後版にほぼ同内容の記事を掲載しました。それがきっかけとなり、テレビ九州がが私の練習している様子を約5分ほど放映しました。タレントの寿一実さんが練習している私をインタビューするという形でした。続いてラジオのRKB毎日放送、地元のドリームスFMが私の電話インタビューを放送しました。2014年5月に「しんぶん赤旗」が「ひと」欄で私を取り上げました。全国一輪車協会の機関紙も私のエッセイを掲載しました。私は「一輪車おじさん」としてしばらく話題の人になりました。

一輪車を始めた頃、私には二つの夢がありました。中央公園にある400メートルトラックを走行すること、阿蘇の大自然の中を一輪車で悠々と走ることでした。400メートルトラックの方は、後に「自転車乗り入れ禁止」だと分かり諦めました。しかし芝生広場の600メートルのコースを走れるようになったので夢は実現したとみなしました。阿蘇の方ですが、2011年10月、広島から友人がきたとき熊本の阿蘇に案内しました。そのとき、一輪車を持っていき草千里を走りました。見た目に平坦な草原ですが、かなりのでこぼこがあり、一輪車で走るには苦労したことを覚えています。それでも50メートルは走ることができたので満足しました。当初の二つの夢は実現しました。

後に、別の夢が膨らんできました。広島県尾道市から愛媛県今治市を結ぶしまなみ海道を一輪車で走破するという夢です。距離は約70キロ。1日に20キロ走れは、4日で走破できます。20キロ走る体力をつけたいと考えていました。しかし橋の上はかなり風が強いということを知りました。一輪車は風に弱いのです。向かい風には多大なエネルギーが要るし、私の技術では横風に耐えることはできないでしょう。しまなみ海道走破の夢は実行に移すことなく捨てました。

一輪車への興味が続いた大きな要因は、第一に中央公園という絶好の練習上に恵まれたことです。緑豊かで利用者も少なく清潔です。橋の欄干が絶好の手すり代わりでした。第二に、酒井先生に出会ったことです。酒井先生は、知り合った当時は鳥栖市で一輪車教室を開いていました。私はそこで子どもたちと一緒に練習しました。一輪車教室には他に松隈先生、川島先生がいました。酒井先生を含め3人の先生から多く技術を学びました。後に一輪車教室は吉野ヶ里町に移りました。2014年3月には私も一輪車協会のインストラクターの資格をとり、子どもたちに教える側になりました。子どもたちに技術を教えるのは私の性格にも合っていて、楽しいことでした。

私は練習場でメモをとり、それを家に帰ってからパソコンの「一輪車日誌」に欠かさず書き込んでいました。日誌を4週間ごとにまとめて、私が開設しているブログと高校の同窓生が開設しているブログに欠かさず投稿してきました。そして、1年分のブログ記事を「一輪車に挑戦」という冊子にまとめてきました。冊子は全部で9冊になりました。

続けてこられたもう一つの要因は、冊子を読んでくれた友人、知人からの励ましでした。「面白かった」、「よくまとめている」等の感想は私を大きく励ましました。高校の同窓生からは、125回にわたって感想や激励の言葉をもらいました。こうした励ましは一輪車練習の大きなエネルギーになりました。本当にありがたいことでした。

一輪車に費やした2,171時間を囲碁に注ぎこんでいたら、3段の殻を破って5段くらいになれたかもしれないとときどき思いましたが、「いやいや、一輪車はよかった。かけがえのない経験をした」との思いが勝っています。

私は健康だったから一輪車を続けられたのですが、一輪車に取り組むことで健康を維持したという側面もあります。これからも一輪車の練習は続けます。また、インストラクターとしてできる範囲で子どもたちに一輪車の楽しさを教えたいと思っています。

前回、「一輪車に挑戦(125)」

|

« 中国ドラマ「ミーユエ」を鑑賞 | トップページ | 短歌入選 »

一輪車に挑戦」カテゴリの記事

コメント

先生、お久しぶりです^^ 吉野ヶ里でお世話になっておりました、イケダです。大変ご無沙汰しております。ブログ、いつも楽しみに拝見させていただいております☆

今朝、先生のブログを覗いてビックリ! 今回で「一輪車に挑戦」は最終回なのですね。毎回楽しみに、そして私の励みとして読ませていただいていたので、とても残念です・・・

でも、先生をはじめ酒井先生、松隈先生を目標に、私がこれからも一輪車の練習に励むのは変わりないので、いつまでもお元気で三人の先生方には一輪車に乗っていて欲しいなと思います(*^_^*)

私はというと、息子が小学校を卒業し、一輪車教室に私だけで通うのが心苦しくなり・・・教室に通うのは辞めることにしました。きちんと先生方に挨拶をせずに通うのを辞めたことは、大変申し訳なく思ってます。その節は大変お世話になり、本当にありがとうございました!

でも、教室は辞めても一輪車に対する思いは変わらず・・・今も練習しています^^夕方時間がある日は、近くの農道を乗り回したり、一週間に一時間だけですが、体育館を借りて練習を始めました。たまたま近所の友達が「私もやりたい!」と言ってくれたので、オバちゃん2人で毎週練習です。たまにおしゃべりも入るけど(笑)

まだまだ先生方のように技は出来ませんが、続けることで健康を保てるような気がします☆30年後も元気な《ばあちゃん》を目指して、これからも奮闘していきたいと思っています(^^♪

どうぞ先生もお元気で、これからも一輪車を楽しんでくださいね^^ そして、いつまでも私の目標とさせてください。
酒井先生・松隈先生にもよろしくお伝えいただけたら幸いです^^

それでは、これからもブログ楽しみにしております☆ 寒くなってきたので、風邪などひかれぬようご自愛ください(*^_^*)

ではでは♪
突然のコメントと長文、失礼致しましたm(__)m

投稿: イケダ | 2018年10月16日 (火) 10時30分

イケダさん、コメントありがとうございます。

ブログを読んでくださっているとのこと、喜んでいます。一輪車を続けておられるのですね。まだまだじょうずになれますよ。そのうち、インストラクターの資格を取って、子どもたちに一輪車の楽しさを教えてやってください。

私も吉野ヶ里の体操ユニクラブにはできるだけ行くつもりです。

お元気で。

投稿: シェーン | 2018年10月16日 (火) 16時18分


初めてコメントさせて頂きます。私は愛知県で一輪車を練習しておりもうすぐ57歳になる者です。一輪車を始めたのは50歳のときです。こちらのブログには今まで幾度となく勇気づけられ励まされてきました。今回が最終回とのことでとても寂しく思います。ありがとうございました。

投稿: neo fmg | 2018年10月31日 (水) 11時05分

コメントありがとうございました。

neo fmgさんの動画を見ました。すでにタイヤ乗りができていますね。すばらしいです。

コメントバックしようとしたら、急にコメントが投稿できない状況に陥ってしまいました。ニフティーに電話して色々原因を調べてもらい、今日やっと正常に戻すことができました。

お礼が遅れてしましました。ごめんなさい。

投稿: シェーン | 2018年10月31日 (水) 11時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 一輪車に挑戦(126・最終回):

« 中国ドラマ「ミーユエ」を鑑賞 | トップページ | 短歌入選 »